奈良市 帯解寺の鬼瓦

帯解寺(おびとけでら)
JR桜井線帯解駅から程近い奈良市今市町にある華厳宗の寺院で本尊は地蔵菩薩。安産祈願の寺として知られ、山号も子安山です。

弘法大師の師である勤操大徳の開基で霊松庵といいました。今から約1100年前、文徳天皇の御妃染殿皇后(藤原明子)が永い間懐妊せず悩んでいた折、祖神春日明神のお告げによって、勅使をたてて帯解子安地蔵菩薩に祈ったところ、まもなく懐妊、月満ちて惟仁親王(のちの清和天皇)を安産。喜んだ天皇は天安二年(858年)春、更に伽藍を建立して無事「帯が解けた寺」と寺号を改めたと伝えられます。

古来より妊娠して五ヶ月目の戌(いぬ)の日からさらしの腹帯をまく習慣が伝わっているところから、妊娠五ヶ月目の戌の日に安産祈願する人が多いようです。犬は多産でありながらお産が極めて軽いということから安産の守護神として信仰され、またよく吠えて悪鬼を払い、赤ちゃんを守るともいわれています。

写真は私がまだ「初心者」のころの撮影で、安いカメラしか持っていませんでした。

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