奈良 明日香村 岡寺の鬼瓦

(龍蓋寺)
石鳥居をくぐり急坂を上ると、どっしりとした重層の楼門が迎えます。「龍蓋寺」の扁額がかかっています。寺伝によると、草壁皇子の宮殿跡を幼友達であった義淵僧正がもらいうけ、境内の池に龍神を招き入れ龍穴を石でふさいだので「龍蓋」の寺号になったといいます。
日本最初の厄除け霊場として信仰を集めています。今は創建時の堂宇は一つも残っていません。4.5mの日本最大の塑像観音で日本最古の如意輪観音像でもある本尊が本堂に安置されています。弘法大師が造ったといわれます。
国重文の仁王門は1612(慶長17)年再建。南西1鬼の額に密教の法具・五鈷杵が刻まれているのは珍しいデザインです。
本堂、鐘楼、開山堂、楼門、書院はみんな江戸時代の建立ですが、三重塔は1986(昭和61)年の再建です。
寺務所にも境内の仕切り塀にも鬼面瓦が載せられているのは楽しい限りです。本堂内に古い軒丸瓦、軒平瓦が展示されていますが、鬼瓦はありません。

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