和歌山県 岩出市の鬼瓦

和歌山市の北東に隣接する岩出市には、無数のお寺があります。地図でチェックしたら、レンタカーやレンタサイクルを駆使してもとてもとても1日では回りきれないほど。しかし、実際に鬼面文鬼瓦があるのはごく少ないことがわかりました。
一番有名な寺院は、なんといっても根来寺(ねごろじ)です。新義真言宗総本山です。見事な鬼面文鬼瓦を載せた真言大塔(多宝塔)をはじめ、広大な寺域に10ほどの建物があります。
鬼面文鬼瓦がある建物では、不動堂が江戸時代の建立で県指定文化財、大伝法堂(本堂)は文政9年(1826)建立の県重文、大塔は国宝で天文16年(1547)建立、大師堂は国重文で明徳2年(1391)建立、行者堂は江戸時代で市指定文化財です。
建物群からやや離れたところにある巨大な大門は嘉永5年(1852)建立の県指定文化財ですが、鬼面文鬼瓦はありません。
根来寺へ向かう途中、ふと目に留まった小さな古いお寺の鬼瓦。あわてて車を止めて、撮影したのが岩出市川尻の正楽寺でした。
このほか10寺ほど回りましたが、この2寺以外には鬼面文鬼瓦が見つかりませんでした。寺は無数だが鬼瓦はたった2寺だけ。でも、中身はずしりと濃い岩出市です。

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