18 福井県の鬼瓦

福井県の鬼瓦といえば、何と言っても古城・丸岡城の天守閣でがんばり続けている石製の鬼面文鬼瓦です。最大限の拍手を贈りたい、鬼瓦の古老です。
福井市を歩き回ったのは35年も前のことでしたが、鬼面文鬼瓦を発見できませんでした。その後、ポンコツ車で群馬から遠征して、勝山市中心部で22寺歩いて鬼瓦ゼロ。大野市中心部では寺町通りなど31寺のうち、僅かに妙典寺だけで鬼面文鬼瓦にめぐり合えました。(その画像は行方不明で、HPに掲載できません)
福井県の名所・永平寺は曹洞宗の大本山で、多くの堂宇がありますが、鬼面文鬼瓦はゼロ。屋根の棟端はほとんどが獅子口です。
ちなみに、曹洞宗のもう一つの大本山・神奈川県横浜市鶴見の総持寺には、わずかに仏殿にだけ鬼面文鬼瓦があります。
真言宗総本山の和歌山県高野町の高野山金剛峰寺には100を超える堂宇がありますが、鬼面文鬼瓦は一つもありません。
京都市と滋賀県大津市との境にある天台宗総本山の比叡山延暦寺にも、約150ほどの堂塔がありますが、やはり銅葺き屋根ばかりで、鬼の居場所はまったくありません。
「鬼はどこにでもいるか」については、このHPのトップメニューにある「鬼瓦考」⑤で詳述していますので、ご覧下さい。

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