40 福岡県の鬼瓦

日本最古の鬼面文鬼瓦は、福岡県太宰府市の太宰府政庁あとから出土しました。7世紀末から8世紀はじめにかけてのものとされます。鬼面文鬼瓦で国の重要文化財になっているのは、これともう1件、奈良時代のもので奈良市出土とされ個人が所有している鬼瓦の2件だけです。
この鬼瓦に類似したものが、九州各地から発見され、日本の鬼面文鬼瓦は九州地方から始まり発展しつつ東へ向かっていったのではないかと、私は勝手に推測しています。
太宰府市には、今でも古い鬼瓦が寺院の屋根に載っていますが、福岡市のほとんどの寺院は近年、建て替えられたものが多く、鬼面文鬼瓦はあっても新しいものが大部分です。
富山弘毅

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