34 広島県の鬼瓦

米軍の原爆投下で甚大な被害を受けた広島。広島市内の寺院は戦後再建したものですから、鬼探しの対象からはずしました。景勝地の宮島には、古刹があることがわかっていながら、まだ行けないでいます。鬼がいるのかどうかはわかりませんが。
でも、広島県は名の通り広い。鬼瓦のたくさんあるところがいくつもあります。三原市、竹原市では新鮮な発見もありました。尾道市は、私が鬼瓦撮影をはじめた頃から強くひきつけられてきた所で、尾道の山に張り付いているような寺院はほとんどみんな鬼たちに守られています。
最近とみに注目されている福山市の鞆の浦に密集している寺院には、昔から海を見続けている鬼たちが、疲れも見せずにがんばって、埋め立て架橋などという馬鹿なことはやめさせて、世界遺産になる日を待っているかのようです。
なお、福山市の明王院の山門の降り鬼の龍は、宇治市の平等院鳳凰堂の龍と似ている、大変珍しい形です。近いうちに、このHPで「龍面文鬼瓦」の特集をしたいと思っています。

どうぞ▲印をクリックして、三原市、竹原市、尾道市、福山市、鞆の浦の鬼瓦をご覧下さい。
富山弘毅

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